日本共産党の井上哲士、仁比聡平、山添拓各参院議員と大平よしのぶ(元衆院議員)、垣内京美の両衆院中国比例予定候補、中原つよし衆院広島1区予定候補らは8月5日、広島市内で広島県原水爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長、望月みはる事務局長らと懇談しました。
井上氏は「原爆病院で『黒い雨』で新たな被爆者と認定され患者が増えていると聞きました。みなさんの取り組みが表れてきています。次の世代に原爆の実相を伝え、来年の被爆80年を迎える中で被爆者援護の課題、核兵器廃絶の課題についてご意見をお聞かせください」と述べました。
佐久間理事長は、広島市の平和式典へのイスラエルの招待、平和公園への立ち入り規制などの問題に触れ「広島が国際平和都市といっていることを市民が考え、被爆者の問題も含め他団体とも協議して取り組みたい」と語りました。
高東征二副理事長(「黒い雨」被害者を支援する会事務局長)は地図を示しながら、「この降雨区域の人は被爆者認定が受けられますが、その外でも被害は大変です」と訴えました。
懇談では「黒い雨」被害者の救済で多くの人に実態を知らせる方法、若い世代への運動の継承など意見を交わしました。
河村ひろ子県議、中村たかえ市議が同席しました。(しんぶん赤旗 2024年8月6日)