日本共産党の井上哲士、仁比聡平、山添拓の各参院議員と元衆院議員の大平よしのぶ衆院中国比例候補らは8月5日、広島市内の広島原爆養護ホーム倉掛のぞみ園を訪れ、入所する被爆者を見舞いました。また、市内の広島赤十字・原爆病院を訪ね、被爆患者の状況などの説明を受けました。

 市内の原爆養護ホーム舟入むつみ園が耐震改修工事で倉掛のぞみ園に移転中のため、上田佳弘・舟入むつみ園長に話を聞きました。むつみ園には46人が入所し、平均年齢は85歳。来年の被爆80年に向け、同事業団で9集目となる被爆体験記の手記などに取り組んでいると紹介されました。

 その後、入所者と面会し、あいさつした井上氏は7年前に核兵器禁止条約を採択した国連の会議に参加し、「各国の代表が次々と発言し、『被爆者の存在、声が私たちを突き動かして条約になった』と言われました」と紹介。「みなさんの思いが世界を動かし、一緒に条約を作れたことをうれしく思います。まだ日本が条約に参加していませんが、参加できるよう頑張りたい」と語りました。

 原爆病院では古川善也院長と懇談しました。

 垣内京美衆院中国比例予定候補、中原つよし衆院広島1区予定候補、河村ひろ子県議、中村たかえ市議が同席しました。(しんぶん赤旗 2024年8月6日)