東京・代々木公園に呼応して「さよなら原発!福岡集会」が7月16日、福岡市博多区の冷泉公園で開かれました。「原発とめよう!九電本店前ひろば」をはじめとする幅広い市民団体や個人、労働組合、日本共産党などでつくる実行委員会の主催。九州各地から約3000人が参加しました。
「原発とめよう!九電前ひろば」の青柳行信さんは「『原発を止めよう』という行動と声が広がり、そのうねりは全原発を止めた」と強調。政府による関電大飯原発再稼働の強行を批判し、「原発をなくす思いを最後まで貫いていこう」と呼びかけました。
鹿児島県知事選で奮闘した向原祥隆氏があいさつ。
福島原発事故を受け東京から避難してきた、あやもさん(「ママは原発いりません福岡」代表)が「命を守るため、全原発廃止の声を上げていきます」と訴えました。
原発を風刺する「博多にわか」では、参加者も一緒に「原発いらんばい。ほかの電気でよかろうもん」と唱和。九州電力本店(同市中央区)までデモ行進しました。
横断幕やデコレーションを手に市内をデモ行進
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院比例候補、田村貴昭衆院九州・沖縄比例候補が参加し、メッセージが紹介されました。武藤明美佐賀県議らも参加しました。
福岡県内で「脱原発をめざす首長会議」に加入する浦田弘二福智町長、加治忠一香春町長がメッセージを寄せました。(しんぶん赤旗 2012年7月16日)