日本共産党の仁比聡平参院議員は3月21日、山口県下関市と宇部市で演説し、県議選で現有2議席から4議席への躍進など統一地方選候補の全員勝利を勝ち取り、「岸田政治に退場の審判を下し、暮らしと平和の願いが届く新しい政治をつくろう」と呼びかけました。
仁比氏は子ども医療費無料化の要求が1960年代から女性の運動を中心に広がり、共産党が力をあわせ、95%の市区町村で中学卒業まで実現していると紹介。就学前までの助成にとどまる山口県政を批判し、「みなさんと力をあわせる共産党に子育ての願いを託して」と訴えました。
下関市の唐戸商店街前で、県議選下関市区(定数9)で4期目に挑む木佐木大助予定候補は高校卒業までの医療費無料化などの子育て支援は県予算の0・5%でできるとし、「4議席で議案提案権を得て全力をあげる」と述べました。田川瞳弁護士が応援演説しました。
宇部市の演説会では同宇部市区(同5)で6期目に挑む藤本かずのり予定候補が県庁ぐるみの公選法違反事件で自民党県連の責任を追及したとし、「党をつくって100年。不正を許さず、公正な政治へと頑張る共産党員の誇りだ」と語りました。
藤本サポーターズ共同代表の本池淳さんが応援演説。宇部市議選(同28)で現有4議席確保をめざす4氏が決意表明しました。(しんぶん赤旗 2023年3月22日)
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