国は佐賀地裁の開門判決に従え!農水省前で(2009年11月26日)

当選前から弁護団の一員として活動してきたのが諫早干拓・よみがえれ!有明海の運動です。いま、政府、与党が有明海の水門の開放にむけて政治的解決ができるかどうかの正念場です。

政府・与党の検討委員会は、2010年5月、開門することが望ましいとする報告書を赤松農水大臣に提出しましたが、菅内閣は先送りさせています。

仁比議員は、原告団、弁護団のみなさんと協力して、農水省交渉、国会質問など取り組んできました。「短期開門調査でアサリが死滅することなく、アサリがたった」という事実を示し、開門が有明海再生の大きな力になることを示しました。

また、諫早干拓の背後地の森山地区などの排水整備が遅れていることをとりあげ、今年度から実施する方向を農水省に認めさせるなど漁業も農業も繁栄するために全力を尽くしています。

2010年5月18日は、諫早干拓北部排水門前で沿岸4県から漁船120隻が大結集しました。「即時開門」「農漁共存」をかかげた横断幕を船で結びました。仁比議員も駆けつけ漁民たちを激励。その後、背後地の農業排水問題の調査、湾内漁協の一つ瑞穂漁協との懇談など排水門の即時開放、農業と漁業の共存、有明海再生に全力をあげています。

 

防災のためと諫早湾干拓事業に協力しましたが、漁ができなくなり国にだまされました。私たちが水門開放の運動でくじけそうになるとき、励ましてたたかってくれたのが仁比さんです。一緒にたたかってくれた信頼できる政治家です。
長崎県小長井町漁業協同組合理事 松永 秀則