北九州市長選が1月23日に告示(2月6日投票)され、「あたたかい市政をつくる会」の、みわ俊和候補(67)=無、日本共産党推薦=は、小倉北区内での「スタート集会」に臨みました。
「つくる会」の棚次奎介代表は「生活に苦しんでいる市民に手を差しのべるべきなのに、今の市政は、〝福祉は自己責任″〝相互扶助″といって福祉行政への責任を放棄してきた」と批判しました。
日本共産党の仁比聡平前参院議員は「市民のくらしを応援してこそ、地域経済も市財政も見直すことができる」と指摘。「みわさんこそが、市民のくらしを立て直し、打開してくれる。市政を大本から変えるため日本共産党もがんばります」と訴えました。
健和会の三宅昌理事長は、みわ氏が健和看護学院の学院長として看護師の教育に携わるなど、健和会の医療を支えてきたことを紹介。「『命の平等』『差別のない医療』の提供と、市民にやさしい市政を実現してほしい」と語りました。
みわ候補は、国民健康保険料の1世帯平均3万円引き下げ、全学年で30人学級、中学3年生まで医療費の無料化実現などをめざす政策を示し、「市民のくらしと福祉を最優先する市政をつくる」と力をこめました。(しんぶん赤旗 2011年1月25日)