20150908_1552756参院憲法審査会は9月7日、「二院制」をテーマに意見交換を行いました。野党議員からは、参議院で審議中の戦争法案を衆議院で再議決する「60日ルール」の適用が取りざたされていることについて、「参議院の否定そのもので、断じて許してはいけない」と批判する意見などが出ました。

日本共産党の仁比聡平議員は、「今、二院制をめぐり参議院に問われているのは、戦争法案を廃案にすることだ」と述べ、戦争法案が持つ違憲性、対米従属性を指摘。今国会での戦争法案成立に8割を超える国民が反対し、空前の法案反対行動が起こっていることをあげ、「この民意を正面から受け止めるのが参議院の責務だ。強行採決は絶対に許されない。世論に包囲され参議院で審議を続けているのに、衆議院が再議決するなど、国民主権の否定、ファシズムに他ならない」と述べました。(仁比議員の意見表明はコチラ)(しんぶん赤旗 2015年9月8日)