日本共産党の山口県東部地区委員会は11月12日、仁比聡平参院議員を迎え、柳井市で演説会を開きました。
仁比氏は「安倍政権の強権と独裁の道を許さず民主主義と憲法を守り、本当の希望を開く歴史的な時だ」と述べ、26日告示の同市議選で現有1議席確保をめざす新人の岩田ゆうじ候補の必勝で「命と暮らしの命綱の議席を守り抜き、『暴走政治は許さない』の声を示そう」と訴えました。
総選挙結果について「自公で3分の2の議席は『虚構の多数』であり、国民は安倍政権を信任などしていない」と指摘。「分断と逆流を乗り越えて安倍政権に真正面から立ち向かい、市民と野党の共闘の前進を求めた市民の声、日本共産党に寄せられた激励の声には、未来を切り開き安倍政権を打ち倒す力がある」と強調しました。
岩田氏は、同市に近い上関町に計画される原発建設や憲法改悪、消費税10%増税などの阻止に向け、「住民が主人公の立場を貫く共産党の議席が必要だ」と訴えました。
市内の男性(68)は「総選挙の結果に気持ちが沈んでいたが、2人の話を聞いて元気が出た」と話しました。(しんぶん赤旗 2017年11月14日)