日本共産党の仁比聡平議員は11月14日の参院法務委員会で、性犯罪加害者更生プログラムの充実と保護観察官の抜本増員を求めました。(質問動画はコチラ)

 仁比氏は、性暴力被害者が陥りやすいフリーズ、混乱、恐怖などの反応を、加害者が自分に都合良く思い込む「性加害につながる認知」があると指摘しました。

 法務省の押切久遠保護局長は“嫌だと言わなければ性的行為を拒否していない”“デートの誘いに応じたら性行為を望んでいる”“被害に遭っても時がたてば忘れてしまう”などの「性加害を肯定する認知」の癖に気付かせ、別の認知に変える課題に取り組ませるなど、自己統制力不足などの問題を改善し、再び性犯罪をさせない対処法を習得させていると答弁。小泉龍司法相も「非常に高度な技術で、高度な人間性が必要」「大きな効果を期待したい」と評価し、「この分野に力を入れていく」と答弁しました。

 仁比氏は「現場で実際の犯罪者に直接指導している保護観察官は日本中で1197人しかいない」と指摘。地域再犯防止計画策定・実施への参画、土日や平日夜のプログラムを求める対象者、満期釈放者への取り組み、民間クリニックとの連携などの課題を挙げ、性犯罪や再犯が起こらない社会をつくる要が保護観察官だと指摘し、抜本増員を要求。小泉法相も「非常に説得力のある増員要求だ」「大きな成果が得られる可能性があり、財政当局にさらに強くお願いをしていきたい」と表明しました。(質問動画はコチラ)

 法務省の押切久遠保護局長は“嫌だと言わなければ性的行為を拒否していない”“デートの誘いに応じたら性行為を望んでいる”“被害に遭っても時がたてば忘れてしまう”などの「性加害を肯定する認知」の癖に気付かせ、別の認知に変える課題に取り組ませるなど、自己統制力不足などの問題を改善し、再び性犯罪をさせない対処法を習得させていると答弁。小泉龍司法相も「非常に高度な技術で、高度な人間性が必要」「大きな効果を期待したい」と評価し、「この分野に力を入れていく」と答弁しました。

 仁比氏は「現場で実際の犯罪者に直接指導している保護観察官は日本中で1197人しかいない」と指摘。地域再犯防止計画策定・実施への参画、土日や平日夜のプログラムを求める対象者、満期釈放者への取り組み、民間クリニックとの連携などの課題を挙げ、性犯罪や再犯が起こらない社会をつくる要が保護観察官だと指摘し、抜本増員を要求。小泉法相も「非常に説得力のある増員要求だ」「大きな成果が得られる可能性があり、財政当局にさらに強くお願いをしていきたい」と表明しました。(しんぶん赤旗HPより)