日本共産党の仁比聡平参院議員は9月28日、北九州市内で福岡県建設労働組合(福建労)北豊協議会(北九州・京築・筑豊・嘉飯4支部)が開いた「幹部学校」に講師として招かれ、憲法や労働組合について学び合いました。各支部から54人が参加しました。

 仁比氏は、参院選で自・公を少数に追い込み、要求実現の絶好のチャンスがつくられる一方、補完勢力や極右・排外主義を主張する政党が躍進するなど国民の自民党政治を変えてほしいという願いと国会状況はかけ離れていると指摘しました。

 物価高騰の中、低単価で働かされている現状を訴える建設大工の妻の声を紹介。大事な技術がごく一部の人だけのもうけを生み出すことに使われ、アスベストのように命までも奪われてはいけないとのべ、「憲法28条(勤労者の団結権)があり、建設産業のたたかいが労働組合の先駆性となっている」と力説しました。

 幹部学校では、福建労が70周年を迎え、5年おきの新たな目標をめざす中、今後の目標と組織状況などが報告され、「増やせ、つながる組織を目指そう」と決意をかため合いました。(しんぶん赤旗 2025年10月1日)