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 安倍自公政権発足後初の大型選挙・北九州市議選(1月18日告示、27日投票)で5期連続10議席確保をめざす日本共産党福岡県委員会は1月6日、市田忠義書記局長を迎えて全県活動者会議を開きました。

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 市田氏は、年初に北九州市に駆け付けたことについて「参院選・東京都議選での反転攻勢にとって文字通り全国的意義を持つからだ」と切り出し、市議選であっても市民は市政とともに国政に大きな関心を持っているとして国政と市政を結びつけた論戦を進めようと強調しました。

 市田氏は、北九州の市民と企業に1100億円もの大増税になる消費税増税に対し日本共産党市議団の提案した増税反対意見書を自公民3党だけでなく社民党も一緒に反対した事実を指摘。「おにぎりが食べたい」の言葉を残して餓死者が出た北九州市の生活保護切り捨てなどにふれ、いのちと暮らし・平和を壊す安倍自公政権と対決する日本共産党の役割を党旗びらきの志位委員長あいさっのポイントにそくして紹介し、北九州市議選勝利を意気高く勝ち抜こうと呼びかけました。

 岡野隆県委員長は「北九州市議選・参院選勝利のために『国民に溶け込み結びつく力』を豊かに発展させる探求と努力を」と問題提起。党員一人ひとりがいまある結びつきを生かすだけで党躍進は可能だとして「結びつきを党の結びつきに変える踏み切りを」と強調しました。

 市議選には全国から関心・激励が寄せられているとして得票を伸ばして10人全員当選を果たせば全国を大きく励ますと指摘。日本共産党の国民的役割を北九州市政でも大いに発揮し、少数激戦となる市議選の厳しさと激しさを直視しつつ、勝利・前進の条件をくみつくしてたたかい抜こうと訴えました。

 討論では、「地域やむかしの職場など結びつきを大いにいかしていく」(門司小倉地区・地域支部)「公立保育所を半減させようとする市の悪政のなかで党への信頼が高まっている」(若松地区・職場支部)などの発言がありました。

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 日本共産党の赤嶺政賢衆院議員、田村貴昭九州・沖縄ブロック事務所長があいさつ。仁比そうへい参院比例候補と10市議候補らが壇上に勢ぞろいし、決意をのべると会場は大きな拍手に包まれました。(しんぶん赤旗 2013年1月7日)