福岡市内で5月12日、日本共産党の仁比そうへい参院議員を招き、「居酒屋トーク」が開かれました。「かえるネット福岡西部」の主催。大学生、労組の書記、フリーのプログラマーなどが参加し、倉元達朗福岡市議が同席しました。
宮崎県でのロ蹄(こうてい)疫問題の調査・懇談を終えて駆け付けた仁比さん。「国会の状況をみなさんに伝え、みなさんの声を国会へ届けるため走りまわっています」と話しました。
参加者から次つぎと手が挙がります。
「出身地は?」と聞かれた仁比さんは「北九州市の戸畑生まれの小倉育ち。バリバリの北九州っ子です」と満面の笑みで答えます。プログラマーの30代男性は、普天間「移設」問題で「中国や北朝鮮問題もあり、海兵隊が必要ではないか」と質問しました。
仁比さんは「海兵隊は、先陣を切って殴り込む部隊で、日本を守る部隊ではありません。アジアの国々が紛争の平和的解決の仕組みをつくるなか、日米軍事同盟がどう存在し得るか考えてほしい」と応じました。
「『世界を分析するだけではなく、変えていく生き方をしよう』という先輩の言葉に共感して入党しました」と入党の初心を語った仁比さん。「みなさんが政治の主人公。これからの日本、アジア、世界をどうするか考え、つくっていく時代です」と激励しました。
参加した野田征希さん(33)は「楽しかった。誘った友人が参加してくれて、率直な疑問や意見を出してくれたのがよかった」と話していました。(しんぶん赤旗 西日本のページ 2010年5月14日)