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日本共産党広島県委員会は6月8日、山下よしき書記局長代行・参院議員を迎え、広島市の国際会議場で演説会を開きました。県委員会では演説会に向け連日ニュースも発行。会場いっぱいの参加者がつめかけました。

 山下氏は、「投機とバブル」をあおるアベノミクスに対し、日本共産党が賃上げと安定した雇用を提案し、政治を動かしていることを国会論戦のようすも交えながら解明。原発再稼働、TPP(環太平洋連携協定)を推進するアメリカいいなり、憲法改悪と逆行した歴史認識など参院選の争点をあげ、どの問題でも「暴走と破綻」がおきていると指摘。「国民とともに暴走と対決しゆがみをただす根本的提案を示してたたかっているのは日本共産党だけ。〝白共対決〟が参院選の真の対決軸に浮かび上がっている」と強調しました。

 仁比そうへい参院比例候補は、沖縄で住民からきいた日本軍「慰安婦」の話を紹介し、日本維新の会などを厳しく批判。生活保護の申請者を窓口で追い返すような政治は許されないとのべ、比例で5人全員を勝ち抜かせてほしいと訴えました。

 皆川けいし参院広島選挙区候補は、二度と戦争を許さないと語り、憲法を守り抜くと力を込めました。宗教者や医師のメッセージが読み上げられました。

 初参加の薬師寺隆さん(67)=呉市=は「自民党対共産党という対決構図を再認識した。今度の参院選は日本共産党の一番のチャンスだと思う」と語りました。(しんぶん赤旗 2013年6月9日)