那覇市で5月17日に開かれた演説会で、市田忠義書記局長は、「日本共産党の躍進、参院沖縄選挙区での勝利で、安倍政権の暴走にストッフをかけ、県民の暮らしと平和の願いを大きく前に進めよう」と訴えました。

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 赤嶺政賢衆院議員があいさつ。那覇市議選で1議席増の6議席をめざすフルゲン茂治、我如古イチロー、ワク川朝渉、比嘉みずき、マエダちひろ、翁長大スケの6候補が決意表明しました。

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 仁比そうへい参院比例候補は「沖縄の不屈のたたかいを受け継ぐ日本共産党の勝利こそ、オスプレイ・普天間基地撤去、辺野古新基地建設反対、東村高江へのオスプレイパッド建設反対の確かな力。絶対負けられない」と力を込めました。糸数けいこ参院議員が訴えました。

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 市田氏は、安倍自公政権がこれまでのどの政権と比べても沖縄県民の願いを踏みにじっていると暴挙を告発。「〝新基地を造らせなければ普天間基地は返さない〟など、こんな理不尽なことはあるか。普天間基地の即時閉鎖・撤去、名護市辺野古への新基地建設反対の『オール沖縄』の声に耳を貸さない政権は、民主主義国家と言えない」と断言しました。

 市田氏は、維新の会の橋下徹共同代表の「慰安婦は必要」、沖縄米軍への買春のすすめ発言について、「人間の尊厳をここまで踏みにじる政治家を見たことがない。もともと腐りきった政党だ」と批判すると、「そうだ」の声があがりました。「安倍自公政権を後押しして改憲を進めるだけでなく、国民を辱める維新、この党に協力する諸政党にも厳しい審判をくだそう」と呼びかけると大きな拍手と指笛が鳴り響きました。

平和の議席守り抜く 糸数氏

20130520_61503_t 参院沖縄選挙区(定数1)で3選をめざす糸数けいこ参院議員(沖縄社会大衆党委員長・無所属、共産党推薦)は次のように訴えました。

 「慰安婦制度は必要だった」「(海兵隊に)もっと風俗業の活用を」などとのべ、女性の人権を踏みにじり、沖縄に米軍基地を永続させようと考えている橋下徹大阪市長を絶対に許せません。できうるなら日本の政治から消えてほしいほどの怒りに燃えています。

 歴史をわい曲し、新基地建設をはじめアメリカに顔を向けて、県民の立場に寄り添うことなく憲法の主権在民を否定する安倍自公政権。ノーを突きつけることが平和憲法を守りぬく道です。日本共産党のみなさんと一緒に勝ち取ってきた私の平和の1議席、大事な1議席を再び守り、(日本共産党の)仁比そうへいさん(参院比例)と一緒に国会で働かせてください。(しんぶん赤旗 2013年5月19日)