北九州市長選が1月23日に告示(2月6日投票)され、「あたたかい市政をつくる会」が推す北九州市立大学名誉教授で無所属の、みわ俊和氏(67)=日本共産党推薦=と無所属の北橋健治市長(57)が立候補し、一騎打ちとなりました。
市長選は、自民、民主、公明など「オール与党」勢力が推す現市政のムダな大型事業を続けさせるのか、日本共産党と市民との共同で暮らしを守る市政に転換させるのかが大きな争点です。
みわ氏は、同市小倉北区内で行われた「スタート集会(=出陣式)」に駆けつけた300人を前にして、「大企業ばかり応援し、市民の声に耳を傾けない今の市政に終止符を打ち、市民のくらしと福祉を最優先する市政へ転換する」と力説。住宅リフォーム助成制度の創設や30人学級の実現、国民健康保険料の1世帯平均3万円引き下げなどの実現に奮闘する決意をのべました。
日本共産党の仁比聡平前参院議員は「市長の深刻なくらしをよそに、100億円ものスタジアムをつくろうとしている市政は絶対許さない。みわ候補への支持をひろげていこう」と語りました。
阪田久子さん(63)は「医療や介護の減免は切実さを増している。市民が大事にされない市政はやめさせるしかない」と話しました。(しんぶん赤旗 2011年1月24日)