厚生年金・社会保険病院を公的に存続させることを求めてきた住民代表や大分県由布市長をはじめとする各地の自治体関係者は、厚労相が公約病院として存続させることを言明したのを受けて10月1日、国会要請を行い日本共産党議員団と懇談しました。
懇談では、各地の代表から、日本共産党の国会での取り組みへの感謝とともに、存続のための法案を早期に成立させ、さらに存続させた後も地域医療を立て直すためにひきつづき協力してはしいとの要望がだされました。
これを受けて穀田恵二国会対策委員長らは、京都での運動の経験にもふれながら、地域医療の中軸として位置づけられるよう一層がんばると決意を表明。また懇談に参加した高橋ちづ子衆院議員、仁比聡平、山下芳生の両参院議員はそれぞれの地域の経験も交えながら、関係者のこれまでの粘り強い取り組みをたたえるとともに、存続のための法案を成立させるために力を尽くすこと、地域医療を再建するために協力していきたいとあいさつしました。(しんぶん赤旗・国民運動 2009年10月2日)