日本共産党番川県委員会は11月15日、国会内で政府交渉し、四国新幹線構想の中止や離島航路の補助拡充、福祉政策などの県民要求を申し入れました。

 田辺健一参院選挙区予定候補、樫昭二県議、秋山時貞、笹井孝志両県議予定候補が参加し、白川容子四国ブロック国政対策委員長、仁比そうへい参院議員が同席しました。

 国土交通省には、四国新幹線構想の中止とともに在来線を維持する本格的支援を求めました。

 白川氏は「在来線で老朽化が進んでいる鉄橋などの更新支援をお願いしたい」と求めました。国側は「四国新幹線は検討する段階にない」と述べ、「在来線維持のために、国としてどのような支援ができるか検討している。急ぎ取りまとめたい」と答えました。

 また、県内の多数のため池の決壊防止堤防の補強など、地震や火山、気象の観測強化も申し入れました。

 文部科学者には台風災害で崩落した丸亀城石垣の修繕を、厚生労働省には国の責任で乳幼児医療費を無料化することを求めました。(しんぶん赤旗 2018年11月24日)