2月の最終日曜日となった28日、昨年の総選挙で前回比得票率を日本一伸ばした広島県尾道市の「春を呼ぶ新春のつどい」を皮切りに、広島市の安佐南区、西区の「つどい」や演説会で、「日本共産党を大きくして国民が主人公の政治の実現を」と訴えました。さらに、広島の弁護士有志の呼びかけで開かれた被爆者認定など集団訴訟をたたかっている原告らとの意見交換会に参加しました。
この日は、春を思わせるような陽気。尾道市の「つどい」は会場いっぱいの参加者で熱気にあふれ、日本共産党への期待の大きさを実感します。
仁比参院議員は、「先の総選挙で尾道市が得票率を大きく伸ばしたことは、新しい政治を求めるすべての国民を激励した」と語り、民主党政権について「高校の授業料無償化や母子加算の復活など前進面もあるが、日本をどんな国にするのかが明らかにならない。大企業優遇や対米従属の転換という点では後ろ向きになっている」と指摘。
介護現場の苦しみ、実態を取り上げ、低所得者の負担軽減を求めた先の決算委員会での論戦を紹介し、鳩山首相の冷たい答弁を批判するとともに、「鳩山首相の後ろ向きの姿を変えるのは、国民の運動、世論の力だ」と強調し、「国民の苦難をなくすためにたたかう党・日本共産党を大きくして国民が主人公の日本をつくっていこう」と訴えました。
集団訴訟原告らとの意見交換会では、被爆者認定のほか、障害者自立支援法、生活保護、B型肝炎、派遣切り訴訟の原告らが仁比参院議員を囲んで懇談。
それぞれの状況報告や要望を聞き、仁比議員は「みなさんのたたかいが政治を動かしてきたが、さらに前に進めるためには、みなさんの運動とそれを国会で受け止める議席が必要。みなさんの要求を力に全力を尽くしたい」と答えました。 (中国ブロック事務所)