日本共産党の仁比聡平参院議員は6月22日、参院選で比例5議席獲得を軸に躍進をめざそうと熊本県水俣市、人吉市で開かれたつどいに招かれ、要望や質問にこたえながら訴えました。

 仁比氏は水俣市のつどいで、物価高騰問題に答え、大企業の応分の負担などを財源にした消費税減税が「暮らしを守り、行き詰まった日本経済打開の大きな一歩となる」と展望を提示。

参加者の「賃金アップ」の要望には、中小零細企業の賃上げのために、社会保険料の免除や国の財源での補助金の直接支援を提案しました。

 水俣病被害者救済新法案の提出の報告も行い、ノーモア・ミナマタ原告団や患者会のたたかいが大きな力になったと述べました。

 人吉市では、2020年豪雨で甚大な被害を受けた球磨川流域について、住まいと生業(なりわい)を国の責任で再建することや、ダムありきの政治を変えるためにも党の躍進が必要だと述べました。

 参加したOさんは生活だけでなく文化や芸術にも悪影響を及ぼす消費税やインボイスをなくすために声をあげたいと話しました。(しんぶん赤旗 2025年6月25日)