日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は7月6日、沖縄県内各地で街頭演説し「私たちの民主主義の力で、憲法9条を無きものにしようとする安倍政治に、きっぱりとノーの審判を突き付けようではありませんか。(同県名護市)辺野古の新基地建設を中止に追い込みましょう。全力で頑張り抜きます」と、力を込めて訴えました。
仁比候補は「県民の皆さんが積み重ねてきた新基地反対の圧倒的民意は、本土の国民の皆さんを本当に励まし、世界の世論も動かしている」と強調。「ジュゴンが暮らす美しい海に新基地建設の土砂投入を強行し続ける安倍政治は、もう許されない」と述べました。
新基地建設中止と同県宜野湾市の普天間基地の即時返還を、米国に求めると仁比候補は語り、沖縄選挙区では新基地建設反対の「オール沖縄」のタカラ鉄美候補、比例代表選挙では日本共産党に、「ぜひともその一票一票を託してください」と呼びかけました。
「平和の一議席」のバトンをタカラ候補に託す、糸数慶子参院議員(参院会派・沖縄の風)などが応援に駆け付けました。糸数氏は「仁比さんの(国会)質問は与党の皆さんですら耳を傾ける。共闘できたことを心から誇りに思う。比例は共産党で仁比さんの当選を何としてもかなえたい」と演説しました。
日本共産党の赤嶺政賢衆院議員と島袋恵祐比例候補も訴えました。両氏は前日の同県読谷(よみたん)村の党演説会でも、奮闘を呼びかけました。(しんぶん赤旗 2019年7月7日)
- 投稿タグ
- 九州・沖縄・中国・四国, 平和・基地