日本共産党の仁比聡平参院議員は11月24日、来年1月の北九州市議選で3期目を目指す、出口成信市議とともに、同市小倉北区の街頭に繰り出し、団地やスーパー前で、市議選勝利を訴えました。

 仁比氏は、裏金事件などをめぐり、自民党政治への国民の厳しい審判が下った総選挙結果を受けての政治状況の変化を力説。暮らしを応援する政治への転換には「日本共産党の躍進が一番の力だ」とのべ、出口氏と市内7区9予定候補全員勝利へと支持を呼びかけました。

 出口氏は、物価高騰などで、寄せられた市民の苦境を紹介し「生活が苦しいのは政治の責任だ」とのべ、3500億円もの下関北九州道路を推進する武内和久市長や「オール与党」の議会を批判。河川整備などの災害対策や、学校給食費無償化実現への決意をのべました。

 両氏の訴えや、通行人らへの声かけのアピールに、「頑張って」の声援や、車の中から手を振って激励する人がいました。

 宣伝に参加した西小倉日明支部の女性(82)は、下北道路について「周りの人たちもピンと来ていない。それよりも高齢者福祉乗車券の方が助かる」とのべ、「出口さんをなんとしても勝たせたい」と意気込みました。(しんぶん赤旗 2024年11月26日)