日本共産党佐賀県委員会は1月9日、井上哲士参院議員を迎え嬉野(うれしの)市で演説会を開きました。党議席の空白克服に挑む嬉野市議選(16日告示、23日投票)をはじめ5市1町(補選を含む)での中間地方選に勝利し、参院選での市民と野党の共闘の成功と党躍進を呼びかけました。

 井上氏は、岸田政権が敵基地攻撃能力の検討の表明や憲法改悪の議論を進めようとしており、佐賀空港へのオスプレイ配備は「空港を日米の軍事拠点にするもの」と批判。東アジア規模の友好協力条約をめざすことや“やさしく強い経済”をつくることなど日本共産党の考える日本の新しい進路を紹介しました。「ネバーギブアップ」(決してあきらめない)で、「ことしを新しい政治をつくる転換の年にしよう」と訴えました。

 にひそうへい参院比例予定候補がビデオメッセージを寄せ、「あなたの願いを国会に届けるために、押し上げてほしい」と訴えました。

 中間地方選挙の候補者が壇上に並ぶ中、あべ愛子・嬉野市議予定候補、松尾義幸・小城市議予定候補があいさつ。あべ予定候補は「住民アンケートでも市に多数の要望が上がっている。しっかりと市に訴えられる議員が必要です」と語りました。

 立憲民主党の原口一博、大串博志両衆院議員がメッセージを寄せました。(しんぶん赤旗 2022年1月10日)