日本共産党の、にひそうへい参院比例予定候補を弁士に迎え熊本県の党北部地区委員会は2月20日、和水町と菊池市の計4カ所で街角演説会を開きました。夏の参院選での比例5議席獲得と党躍進、町・市議選での党候補勝利に支援を呼びかけました。のべ100人が参加しました。

 にひ氏は、憲法9条をなきものにと改憲発議を狙う岸田政権の暴走を批判。「憲法が生きる日本にするために全力をあげます」と力を込め、新型コロナ、消費税、農業問題などの党の提案を語り、参院・地方選挙を勝ち抜き「なんとしても政治に春を手繰り寄せましょう」と訴えました。

 3月22日告示(27日投票)の和水町議選で議席回復に挑む笹渕けんご前町議と5月の菊池市議選で3期目に挑戦する東なつ子市議がともに訴え。笹渕氏は「農業、暮らし支える町政への転換を」と決意を述べました。東氏は、高すぎる国保税の引き下げや高校卒業までの子ども医療費無料化拡充などを訴えました。

 演説を聞いた和水町の男性(63)は、「福祉向上に頑張ってほしい」と要望。菊池市の女性(80)は、「市議会でも参議院でもぜひ当選してほしい。できる限りの応援をしたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2022年2月21日)