九州・沖縄8県の日本共産党は10月9日を中心に、安倍政権打倒の新たなたたかいをスタートさせ、半年後に迫った統一地方選、連続する参院選に勝利しようと「九州・沖縄いっせい宣伝」をしました。

 福岡市のJR博多駅前では、日本共産党の仁比そうへい参院議員、かわの祥子参院福岡選挙区予定候補と福岡県委員会のメンバー16人が朝宣伝をしました。

 仁比氏は、菅官房長官が討論番組で憲法改悪に前のめりの姿勢を示したことについて、「憲法は国民が政府の手を縛るもの。世論調査でも改憲に賛成は少数だ」と指摘。改憲阻止と、朝鮮半島の平和の激動のなか、北東アジアの平和体制構築にイニシアチブを取る日本外交の実現を訴え、「参院選と統一地方選での日本共産党の大きな躍進で、市民と野党の本気の共闘を大きく前に進めさせてください」と訴えました。(動画はコチラ)

 かわの予定候補は、「消費税が10%になれば今度こそ廃業だ」という中小業者の悲鳴を紹介し、地方経済のために増税を阻止しようと強調。「何としても勝ち抜いて県民の願いを実現します」と語りました。

 ビラを受け取った男性(77)は、「安倍政権の見せかけだけの経済政策で景気が良いなんていうやり方が腹立たしい」と話しました。

 北九州市のJR黒崎駅前では真島省三前衆院議員、福岡市の天神ではかみや貴行市長予定候補が朝宣伝をしました。(しんぶん赤旗 2018年10月10日)