長崎原爆の日を前にした8月8日、日本共産党の仁比聡平、吉良よし子両参院議員と本村伸子衆院議員、内田隆英・衆院長崎1区予定候補、堀江ひとみ県議は、長崎市内の日本赤十字社長崎原爆病院と恵の丘長崎原爆ホームを訪れ、被爆者を見舞い、懇談しました。

 原爆病院では谷口英樹院長らと懇談。病院の概要と被爆者医療の現状について説明を受けました。懇談の中で、病院開設以来の全カルテを電子化して保存する事業に厚労省の予算1千万円強を受け、取り組んでいることも紹介しました。

 被爆2世でもある本村氏は「研究職やスキャン作業員の賃金もかなり安く、なぜ予算がこんなに少ないのかと質問したことがある」と述べ、谷口院長は「ぜひ、後押しをお願いしたい」と要請しました。

 原爆ホームでは、約20人の入所者と職員がロビーで出迎えました。入所者の女性(83)があいさつし「世界に目を向けると戦争や紛争が続いている。三たび、核兵器が使用されることがないよう願ってやみません」と話しました。

 仁比氏は「みなさんが、安心して豊かに暮らしていけるよう共産党は全力で頑張っていきたい」と述べ、吉良氏は「私たちが学び語り継ぎ、一日も早く核兵器のない世界を実現するために頑張り抜く覚悟です」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2023年8月9日)