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熊本県の日本共産党南部地区委員会と湯前(ゆのまえ)支部は10月22日、仁比聡平参院議員を湯前町に迎え演説会を開きました。参加者は11月15日告示(20日投票)の湯前町議選(定数10)に臨む高橋一雄予定候補(59)の勝利で、4年前に失った共産党の議席を回復させようと誓い合いました。

 

仁比氏は、国会での日本共産党議員団のTPP(環太平洋連携協定)や介護・年金などでの論戦を紹介。野党共闘の意義と展望を語り、党派や立場を超えて支持を広げ「野党統一候補と共産党の躍進で安倍暴走政権を倒すために、ご一緒に頑張りましょう」と呼びかけました。

 

参加者の「衆院選の構え」についての発言に答えて仁比氏は、球磨川流域住民の「川辺川ダム建設反対」のたたかいの歴史に触れ、「公共事業は住民が参加し決定する」という成果を手にできたのは「住民による大きな民主主義の力だ」と強調し、「歴史の上に今の政治戦がある」と述べました。

 

高橋氏は、国保税の引き下げや学校給食の無料化などの政策を訴え、選挙戦をたたかいぬく決意を語りました。参加者は、「参院選後の野党共闘のリアルな話が伝わり、仁比さんの熱い思いに感動した」などと話しました。(しんぶん赤旗 2016年10月25日)