日本共産党の仁比聡平参院議員は4月15日、徳島市で同地区委員会が開いた国政報告会で演説し、疑惑解明に全力を尽くす決意を表明して「『安倍やめろ』の声を広げよう」と呼びかけました。

 仁比氏は、森友・加計疑惑について「秘密保護法、戦争法の強行など憲法を壊すなかで、森友・加計学園を優遇してきた。安倍政権の5年間の政治が問われている」と指摘。日報隠ぺい問題について「(戦争の真実を)国民と国会に隠し、戦争する国に変えるなど許すことはできない」と批判しました。

 その上で、国民の怒りの声と野党の結束で政権を追い詰めているとして、「決め手は、草の根での市民と野党の共闘を本気で発展させることだ。安倍政権に代わる政治の姿を見せるために全力を尽くす」とのべました。

 同市の女性(76)は、「安倍首相は逃げ回っている。早く解明できるように頑張りたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2018年4月17日)