日本共産党の仁比そうへい参院議員・比例候補は7月14日、昨年7月の西日本豪雨から1年がたった岡山県倉敷市真備町の被災現場を視察しました。
小田川支流の相次ぐ決壊によって家屋5000棟以上が浸水し、51人が亡くなった真備町。仁比氏は、田辺牧美市議の案内で支流の一つ、高馬川の決壊地点を訪れました。決壊部分の復旧は完了し、川の拡幅工事が始まりますが、堤防の高さが決壊前と変わらないために、住民から不安の声が上がっていることなどについて説明を受けました。また、仁比氏は市真備支所に建立された「災害の碑」を追悼で訪ねました。
市内で開かれた参院選勝利をめざす党演説会で仁比氏は、一貫して被災者の願いを国会で取り上げ続け、自宅の敷地内に入り込んだ土砂や壊れた家屋の撤去について従来の国の制度の枠を超え、被災者負担なしの公費で実現可能にさせたことを紹介。「これからも被災者のみなさんの住まいと、生業を取り戻していくため、何としてもこの議席を失うわけにはいきません」と力を込めました。
真備町の自宅を失った被災者の1人として、演説会に登壇した女性(20)は、共産党の復旧支援活動や、仁比氏が河川決壊の要因としてダムの異常放流問題を国会質問で取り上げたことを紹介。「被災者や国民一人ひとりのことをこんなに考えてくれるハートフルな政党はほかにありません。仁比さん、必ず国会に行ってください。私も頑張ります」と訴えました。(しんぶん赤旗 2019年7月17日)
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