熊本県の日本共産党人吉・球磨市郡委員会は2月11日、統一地方選での全候補者の勝利をめざし仁比聡平参院議員を人吉市に迎え演説会を開きました。人吉市議選(定数16、2減)で2議席獲得に挑む現職の本村れいと、新人の川上さちこ、多良木町議選(定数12)をたたかう現職の久保田たけはるの3予定候補が決意表明しました。

 仁比氏は、統一地方選が球磨川流域地域にとって▽ダム建設を許さない▽戦争させない▽くらしを大切にする政治に転換する――ための負けられないたたかいだと強調。全員勝利で岸田政権に退場の審判を下そうと呼びかけました。

  本村氏は2020年の豪雨災害に際し、仮設住宅入居者の要望を受け、2年の期限後も退去の強制はしないことを議会一般質問でただしたことなどを紹介。川上氏は「平和な日本で命・くらしを、子どもたちの未来を守りたい」と訴えました。

 久保田氏は、学校給食費の半額助成や高校生の通学費助成、農業機械導入支援実現などの実績を紹介。「切実な声を町や議会に届け要望実現に全力をつくしたい」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2023年2月14日)