参院選の公示まで1ヵ月余りとなる中、九州・沖縄8県の日本共産党は5月16日、毎週月曜日のいっせい宣伝を開始しました。全県キャラバンなども行われ、鹿児島県では、にひそうへい比例予定候補が終日訴えました。
日本共産党のにひそうへい参院比例予定候補は、党鹿児島県委員会の県内一斉宣伝キャラバンで、山囗ひろのぶ選挙区予定候補とともに、始良(あいら)、霧島、薩摩川内(せんだい)、出水(いずみ)の4市を駆け巡りました。
にひ予定候補は前日の沖縄本土復帰50年に触れ、「辺野古で新基地建設が民意を踏みにじって強行されている。同じことが鹿児島でも起こっている。馬毛島を米軍と自衛隊共同の軍事拠点に変えようとしている。環境アセスも終わらないのに4月だけで工事費435億円分を発注している。西之表市長選挙でも示された、鹿児島の軍事拠点化を許さないの願いを、共産党に託してください」と訴えました。
山口予定候補は「もし日本が戦争に巻き込まれれば、川内原発も狙われるかもしれない。老朽化した原発の運転延長は許さない。鹿児島の最低賃金は東京より220円も低い。全国一律1500円を実現しよう」と話しました。
霧島市では「ずっと共産党を応援している」という女性が両予定候補の訴えを聞き、「戦争だけは絶対だめ。戦争になれば自分の近くの基地や原発が標的になる。核共有や敵基地攻撃能力を持てば狙われる。なんとしても止めないと」と力を込めました。(しんぶん赤旗 2022年5月18日
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