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 日本共産党の仁比そうへい参院比例候補は炎暑のなか、躍進のチャンスを何とか実らせようと中国、四国、九州・沖縄を連日駆け巡っています。汗止めのバンダナをまき、熱した鉄板のような宣伝カーの上から「私を何としても国会に送っていただき、質問席で安部総理とたたかわせてください」と気迫の訴えです。

 公事後の移動距離はすでに3000キロ以上。8日早朝、福岡を飛行機でたち島根、鳥取、深夜に岡山へ。翌9日空路で沖縄へ飛び福岡にとって返して個人演説会。10日は再び飛行機で徳島、高松、また徳島に戻り、11日は福岡県大牟田市、佐賀県鳥栖市、北九州市、福岡市と駆け抜けました。

 どこでも街頭演説に多くの足が止まりました。徳島駅前で、バスを待ちながら熱心に耳を傾けていた79歳の女性は「安部首相も徳島に来たけど原発のことを何も言わんのや。原発が1番(の争点)じゃ。共産党は(原発のことを)よう言うてくれた」といいます。

 北九州の小倉駅前。「たまたまと通りかかった」というアルバイトの女性(23)は「共産党はまともなことを言っていると思う。今年3月に大学を卒業して、いま就職活動中なので本当に安定雇用を実現させてほしい」。

 共産党の話は始めてという人も目立ちます。佐賀県鳥栖市で、仁比候補と慣れない手つきの握手を交わした梅本敬子さん(33)は「正直これまでは選挙のことを気にしたことがなかった。主婦なので税金の話が一番興味深かった。消費税増税なんてされたら本当に困る」といいます。

 福岡県大牟田市で、「やっぱり共産党が一番いいと思いました」と語るのは大学3年生の女子学生(21)。「就活が冬から始まる。就職できても遅くまで働かされるというイメージがあって不安です。ブラック企業をなくすという話が良かった」とにっこり笑います。

 「友達に共産党の話を聞きに行ってきたよって話題にしようと思って」と福岡市天神に盛んに拍手を送っていた塾講師の女性(33)は「今まで無関心だった友達がみんな『今度は選挙に行こうかな』といっています。原発事故とかでみんな問題意識が高まっているんです」と語っていました。

 仁比候補は街頭で滴る汗をぬぐいながら、集まってきた党員・後援会に心を込めて呼びかけます。「皆さんの配る一枚、一枚のビラ、日本中への電話や対話が勝利の可能性を切り開いていきます。ともに頑張りぬきましょう」(しんぶん赤旗2013年7月13日)