日本共産党の、たつみコータロー衆院近畿比例予定候補は4月19日、堀川あきこ、こむら潤の各近畿比例予定候補とともに、仁比聡平参院議員から離婚後「共同親権」について学ぶ企画を自身のユーチューブチャンネルで行いました。(動画はコチラ)
仁比氏は、岸田政権は「共同親権」は離婚後の子どもの利益のためだと言うが、DV(家庭内暴力)や子どもへの虐待などを理由に離婚した女性や子どもが、別居した親から継続して干渉・支配される危険性を指摘しました。
こむら氏は、審議強行の背景に自民党政治に離婚や両親がそろわないことを許さない思想を感じると強調。重要なのは子どもの意見をよく聞き、被害を受けている親を守ることだと話しました。
たつみ氏は、裁判官にも両親がそろうことを絶対視するバイアス(偏り)があるとして、「政府はDV被害に遭った人に『共同親権』を適用しないと言うが、裁判官の被害認定がバイアスのかかった中で行われるのではないか」と指摘しました。
堀川氏は、子どもの権利を主体にした社会への転換を求めてきた日本共産党の値打ちが質問を通じて光っていると強調。声を上げている当事者に連帯してともに声を上げ続けたいと述べました。(しんぶん赤旗 2024年4月24日)