衆院沖縄3区補選で同県名護市辺野古の米軍新基地建設反対を掲げた「オール沖縄」の屋良朝博氏が勝利したことを受け、玉城デニー沖縄県知事が4月24日、国会内で日本共産党を訪れ、市田忠義副委員長、穀田恵二国対委員長、赤嶺政賢衆院議員、仁比聡平参院議員と勝利を喜びあいました。

 市田氏は、「オール沖縄の底力はすごい。新基地推進を正面に掲げた自民党候補を打ち破り、トドメの一撃を加えた」と強調。「デニー知事が勝利した昨年の知事選、新基地反対の民意を示した2月の県民投票が潮目の変化をつくりだし、ホップ・ステップ・ジャンプの見事な勝利でした」とのべ、デニー知事と固く握手しました。

 デニー知事は、「うるま市で女性と若い人たちが盛り上げ、それが沖縄市や名護市でも盛り上がり、(新基地建設の)地元の名護でも屋良さんの票が相手よりも上回りました」と笑顔で応じました。

 穀田氏は、沖縄3区補選と同時に行われた衆院大阪12区補選で、デニー知事が衆院議員時代に幹事長を務めていた自由党が宮本岳志氏を推薦したことについて「心温まる協力で気持ちいいたたかいができ、新しい共闘が発展しました」とのべました。(しんぶん赤旗 2019年4月25日)