日本共産党の徳島県阿南地区委員会は8月2日、海陽町で米海兵隊の垂直離着陸輸送機「オスプレイ配備と低空飛行問題を考える会」を開き、住民ら50人が参加しました。
仁比聡平参院比例候補、笹岡優衆院四国比例候補、谷内智和衆院徳島3区候補、古田美知代、達田良子両県議、藤元雅文牟岐(むぎ)町議が出席しました。
漁師の椎崎豊美さん(75)は、かつて自分の船の前に照明弾を落とされた恐怖の体験を語りました。「ごう音でお昼寝中の子どもが飛び起きて泣いた」「釣り中に、海に落ちそうになった」「パイロットの顔が見えた」など参加者から低空飛行の実態が次つぎに証言されました。
笹岡氏は「危険だからアメリカでできないオスプレイの飛行訓練を日本でやる。その根っこにあるのは、日米安保条約。これをなくせば、低空飛行も基地もなくせる。オスプレイノーの声を今こそ」と呼びかけました。
仁比氏は「安保条約の立場を超えて、みんなが配備中止の声を大きく上げることが急がれている。皆さんとご一緒にたたかいたい」と述べました。(しんぶん赤旗 2012年8月4日)