日本共産党の小池晃書記局長を迎え、福岡市で10月21日に開かれた「第19回福岡県赤旗まつり」では、仁比そうへい参院議員(比例予定候補)、かわの祥子参院福岡選挙区予定候補、統一地方選をたたかう予定候補者がそろって登壇し、連続する二つの全国選挙を勝ち抜く決意を表明しました。6000人を超える参加者は大きな歓声と拍手でこたえました。

 仁比氏は、自らも応援に駆け付けた沖縄県知事選での歴史的勝利を報告。本当の共闘を実らせ、「参院選で与党を過半数割れに追い込み、一緒に安倍政治を終わらせる時代を切り開こう」と力を込めました。

 かわの氏は、消費税10%増税への自営業者の悲鳴を紹介。「この声を絶対に国会に届け地元選出の麻生財務大臣にぶつけたい。参院比例850万票獲得を」と呼びかけました。

 統一地方選の候補者を代表し、たかせ菜穂子県議団長は「県政の無駄遣いを止め、悪政の防波堤としての役割を果たす党躍進で、沖縄に続き安倍政権に痛打を。皆さんの力で5人以上の県議団をつくろう」と訴えました。

 中山いくみ福岡市議団長はロープウエー構想など大型開発の一方、高齢者乗車券削減をすすめようとする市政を批判。「高島市政と安倍政治による貧困化でくらしの願いはますます高まっている。7人全員当選で福岡から政治の流れを変える」と決意を語りました。

 田村貴昭衆院議員は自らが候補者になったつもりで統一地方選を頑張り抜き、参院選、そして次の総選挙で勝利していくと決意を語りました。

 赤旗まつりでは、市民連合ふくおかの片山純子さんが「市民と政党、政党間をつなぐ懸け橋になりたい」と連帯のあいさつ。かみや貴行福岡市長予定候補が連帯あいさつ。九州北部豪雨の被災地、朝倉市の林裕二市長、添田町の寺西明男町長、東峰村の渋谷博昭村長からメッセージが寄せられました。(しんぶん赤旗 2018年10月23日)