熊本県天草市の水俣病被害者が、日本共産党の仁比そうへい参院比例候補を必ず国会に復帰させたいと友人・知人に支持を呼びかけています。支持拡大は、1100人を超えました。

 支持を広げているのは、水俣病不知火(しらぬい)患者会の世話人でもある岩崎明男さん(59)。2010年2月20日の「ノーモアミナマタ訴訟」陳情に際し、初めて会った仁比さんの「涙を流し被害者の話を聞いてくれた」姿勢に心を動かされたと言います。国会請願でも国会質問でも常に被害者の立場に寄り添いともにたたかう仁比さんに接し、「この人こそ国会議員にふさわしく、国会にいなくてはならない人」と心に誓いました。

 保守系ベテラン国会議員の後援会のまとめ役をしていた岩崎さん。仁比さんについて、「自信をもって推薦しています」。

 依頼された人たちは「面倒見がよく、普段頼みごとをしない岩崎さんが頼むのだから」と快く応じます。

 岩崎さんは、「家族や親せき、知り合いは天草だけじゃなか、全国におる。まだまだ支持は広がる」と意気盛んです。(しんぶん赤旗 2013年7月18日)