通常国会が開会した1月18日、5・3憲法集会実行委員会(憲法会議や許すな!憲法改悪・市民連絡会など8団体が事務局団体)は衆院第1議員会館で「9条を守り、憲法改悪を許さない院内集会」を開きました。「普天間基地・辺野古新基地建設反対!」のスローガンを掲げ、110人が参加しました。
主催者あいさつしたキリスト者平和ネットの鈴木伶子さんは、「アメリカの世界戦略に唯々諾々と従うのか、基地をなくし、9条を守っていくのか、大きな決断が求められている。いい方向をだしてほしい」とのべ、民主党が辺野古新基地建設反対を貫くよう求めました。
あいさつした日本共産党の穀田恵二国対委員長・衆院議員は、憲法審査会を引き続き設置させないよう呼びかけるとともに、小沢一郎・民主党幹事長主導の「国会改革」が解釈改憲と「強権的国家」づくりを狙うものだと批判。普天間基地の無条件撤去など政治の根底に憲法をすえさせようと訴えました。
日本共産党からは赤嶺政賢、宮本岳志、笠井亮衆院議員、紙智子、仁比そうへい参院議員が参加。社民党の福島瑞穂党首や無所属議員があいさつしました。
「普天間基地は無条件返還を。『国会改革』と称して改憲のハードルを低くするような動きは許せない」(日本山妙法寺)「議会の多数派が内閣もじゅうりんし、陳情も制限するような一連の『国会改革』の流れは許されない」(憲法会議・自治労連)など各団体が発言しました。(しんぶん赤旗2010年1月19日)
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