「共謀罪4度目の廃案を必ず勝ち取ろう」―。共謀罪NO!実行委員会と総がかり行動実行委員会が9日から連日行っている国会前行動は5月17日、900人が参加しました。(主催者発表)

 「維新以外の野党が国会内で頑張っています。市民と野党の共闘で必ず廃案にしよう」と主催者が訴えると歓声が起こりました。

日本共産党の島津幸広、清水忠史両衆院議員、仁比聡平参院議員が参加。清水議員が「国務大臣としての資質の欠如ぶりは憲政史上例を見ない」と金田法相の不信任決議案を読み上げると「その通り」と声が上がりました。

 「沖縄の風」の糸数慶子代表が「共謀罪が成立すれば沖縄辺野古の米軍新基地反対の運動が真っ先に標的にされる。安倍政権を打倒しよう」と呼びかけました。民進党、社民党の国会議員らがあいさつしました。

 「おしゃべりするのが好きだから共謀罪いらない」と書いたプラカードを持った女性(30)は「私たちの生活に密着した問題だよと発信したい」と話しました。

 参加者は行動を続けることを確認しあいました。(しんぶん赤旗 2017年5月18日)