日本共産党大分県委員会は3月4日、第74回県党会議を開き、参院選、統一地方選勝利へ向け、市民と野党の共闘の前進と、いかなる情勢の下でも党躍進を実現する強大な党建設をめざす意思統一をしました。共闘を進める市民と県内3野党の代表が来賓あいさつしました。

 社民党県連合の久原和弘代表(県議)は2月の社民党大会に共産・志位委員長はじめ野党5党首が集まって団結ガンバローを行ったと紹介。「暴走政治阻止のため、参院選ではみなさんと一緒になって勝ちにいきたい」と述べ、自由党県連のスカルリーパー・エイジ代表(市議)は「考え方は違っても野党が連携し力を合わせれば政権交代は可能だ。共闘し、国民のための世の中をつくっていこう」と呼びかけました。

 立憲民主党県第3総支部の増原寛事務局長は「安倍1強打破のため候補者一本化を」と呼びかける横光克彦衆院議員のメッセージを紹介。「平和をめざすオールおおいた」の気賀沢忠夫事務局長は「共闘を広げ、安倍9条改憲を国民の力で止めよう」と訴えました。

 党会議に駆けつけた仁比そうへい参院議員は、本気の共闘を切り開き頑張り抜けば安倍政権を追い詰めることができると力を込めました。(しんぶん赤旗 2018年3月6日)

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新役員は次の通りです。(敬称略)

委員長=林田澄孝(67)▽副委員長=荒金精次(66)、堤栄三(61)▽書記長=山下魁(41)(いずれも再)