日本共産党大分県委員会は6月16日、田村智子副委員長を大分市に迎え、参院選で市民と野党の共闘の勝利、共産党の比例躍進を必ず実現しようと演説会を開きました。

 田村氏は、市民と野党が前回勝利した参院大分選挙区で今回も、統一候補の安達きよし氏を何としても押し上げようと訴えるとともに、日本共産党を伸ばして安倍政権を倒し、新しい政治の実現を呼びかけました。

 その上で田村氏は、「8時間働けばふつうにくらせる社会」など消費税増税に頼らず日本に希望をひらく政策を、「赤旗」6月号外を示しながら紹介。大企業減税見直しなど公正な税制で財源を確保し中小企業支援に回せば全国一律の最低賃金アップが可能と述べ「地域経済も元気になり、大分で働き続けたいと願う若いみなさんに希望を示すことができます」と語ると、会場いっぱいの参加者は大きな拍手で応えました。

 仁比そうへい参院比例候補は、異常なアメリカ言いなり、財界中心の亡国の政治を「希望の政治に切り替える先頭に立たせてください」と力を込めました。

 連帯あいさつで社民党県連の守永信幸幹事長は「安達候補勝利のために団結しよう」と述べ、市民団体「平和をめざすオールおおいた」の神戸輝夫共同代表は「1人区で勝利し、(比例などで)共産党にもたくさん当選していただきたい」と語りました。安達候補、横光克彦立憲民主党県連代表からのメッセージが紹介されました。