日本共産党の仁比聡平前参院議員は9月6日、鳥取県米子市で淀江産廃処分場の建設に反対する「大山ふもとの自然環境と米子の水を守る会」と懇談し、山根一典代表の案内で現地を視察しました。市谷知子県議も参加しました。

 県環境管理事業センターが建設計画を進める淀江産廃処分場について、伊木隆司市長は8月末、市有地の利用を認める方針を表明。これを受け、県は9月議会に測量・設計案を出しています。

 懇談で住民らは、▽旧淀江町(現米子市)と処分場を運営予定の環境プラント工業が結んだ「一般廃棄物処分場以外の用途に使わない」とする開発協定▽水道水源地の上流に計画され、専門家が指摘する汚染地下水の流入▽環境プラントエ業が運営している一般廃棄物処分場の排水が流される塩川でダイオキシンが基準値を超えた――などの問題に懸念を表明し、建設計画の白紙撤回を求めました。

 仁比氏は資料を精査して問題点を明らかにしたいと話しました。(しんぶん赤旗 2019年9月11日)