【12.10.17.】いよいよ勝負の時

水曜随想

 

反動的逆流の台頭と国民運動の歴史的高揚―未来を開く本流の歴史的たたかい」「ここからがいよいよ勝負の時期」―衆院解散・総選挙に臨む気概と気迫に燃える志位委員長の中央委員会総会報告を受け、討論前のわずかな時間、党本部近くの明治神宮北参道の玉砂利を踏みしめた。



 3・11から1年7カ月。民主党政権による被災者へのむごい仕打ちをはじめ、原発固執と弱肉強食の新自由主義復活、対米追随の暴走に対して立ち向かう新しい社会運動の力を私たちは発展させてきた。「原発なくせ」「消費税増税、TPP反対」「オスプレイ帰れ」―激しい怒りは日本社会にかつてない地殻変動を起こしている。



 自民党は、あの安倍晋三元総理の復権。まるで亡霊を見るようではないか。



 安倍政権が「戦後レジームからの脱却」を叫び、なかでも憲法9条改悪に暴走した5年前、私は「憲法を守るためならたとえ寿命が縮んでも本望」と国会で立ち向かった。「九条の会」は燎原(りょうげん)の火のように広がり、07参院選の決定的審判に「おなかが痛い」と政権を放り出したのが安倍氏である。


 閉塞(へいそく)感に乗じた橋下「維新の会」も、ここにきて幼稚でお阻末な「選挙互助会」の姿をあらわにし、支持率を急落させている。今夏、民主・自民・公明の3党談合で消費税増税法案が強行されたとき、ある民主党議員は「喜びはない。あるのは罪悪感と不安感だけだ」と漏らした。「政権交代をすれば政治は良くなる」という「二大政党神話」の行き着いた、この危うく情けない姿。未来を担うのは国民共同の力である。



 私も49歳の誕生日を迎えた。親があれこれしんどいとき支えてくれる子どもたちも随分成長した。ついこの間まで「この子たちが大きくなるまでには」と自分を鼓舞していた私も、最近「君たちも一緒に切り開かんと」と考えるようになった。



 反動的逆流を恐れず立ち向かい打ち破るなら、そこに「憲法が生きる時代」への大道が開かれる。私はその先頭に立つ。(しんぶん赤旗 2012年10月17日)

 

 


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