日本共産党の仁比聡平参院議員は9月6日、鳥取県の鳥取市と米子市で党主催の「日本共産党と語り合うつどい」に参加し、参加者と交流しました。

 仁比氏は、先の参院選について対話の力が求められる選挙だと実感したと語りました。「今、大企業、大金持ちに応分の負担を求めて消費税減税を誰がやれるのかが問われている。もう一つは、生存権保障で医療、介護の危機を打開するわれわれと、大企業、大金持ちのもうけを優先させ、命まで自己責任にする勢力とのたたかい。『新興政党か、既成政党か』の論調などで、共産党は有権者から姿が見えていない。対話の力が求められている」と強調しました。

 また、極右・排外主義とのたたかいでは共産党が注目され、若者や国民からの期待と共感が日増しに高まっていると指摘しました。

 「入党したいけど親に反対されている」という18歳の青年は、仁比氏の助言を受け、その場で入党を決意。「自分がどう生きるかという問題だ」という仁比氏の言果で覚悟を決めたと話しました。

 17歳の青年は、資本論を学ぼうと誘いを受け、「搾取されないためには、学ばないと」と話しました。(しんぶん赤旗 2025年9月9日)