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 12月8日未明に悪法を一挙に強行した安倍政権に対し、日本共産党は同日、「全国いっせい大宣伝行動」に各地で取り組み、暴挙に抗議するとともに来年の統一地方選、参院選で審判をと訴えました。

 日本共産党の仁比そうへい参院議員は8日、未明まで続いた国会から香川県に駆け付けて各地で街頭演説しました。「安倍政治をきっぱり終わりにするために自民・公明、その補完勢力を少数派に追い込もう」と述べ、来年の統一地方選、参院選での野党共闘の勝利と党の躍進を呼びかけました。

 仁比氏は、7日に始まった四国4県を巡る党の四国キャラバン宣伝に合流。白川容子四国ブロック国政対策委員長や地方選の予定候補者らとともに高松市、宇多津町、丸亀市で訴えました。

 悪法を一挙に強行した安倍政権に対し「もうごめんだという思いを改めて深くした」と満身の怒りを表明し、出入国管理法改定案などの強行をめぐる国会状況などを報告。「深刻な人手不足になっているのは、大変な労働条件を改善してこなかった長年の自民・公明の政治の結果だ」と告発し「いよいよ春の選挙に向けたたたかいだ。安倍政治を終わらせるために党派を超えて頑張りたい」と強調しました。

 演説を聞いた高松市の女性(60)は「市民・国民が望んでいることを、地方選や参院選での共産党の躍進で実現させたい」と話しました。