日本共産党の仁比聡平参院議員は10月12日、同日告示された長崎県平戸市議選で党議席の空白克服をめざす新人の岡村ふみお候補の応援に駆けつけました。

 仁比氏は、自民・公明の連立政権が26年間の悪政の末に崩壊したことにふれ、「裏金問題に全く反省がない自民党政治の姿が現れている」と批判。さらに、止まらない物価高に一番の特効薬は消費税の減税だと強調し、医療・介護も危機的な状況の中、大企業優遇と軍拡をやめ、医療、福祉の充実をの声を日本共産党の岡村候補へ託してほしいと訴えました。

 岡村候補が共産党の市議が不在だったこの4年間で、議案の99%が議会の全員賛成で通っていると指摘し、「まさにオール与党の市議会だ」と批判しました。

 農協に44年間勤めた岡村候補は「いくら農家が頑張っても所得を上げられず、農業をやめてしまう人が増えている」と告発し、「農業や漁業がもっと大切にされる政治にするためにも私を市議会へ送ってほしい」と呼びかけました。

 じっと聞き入っていた男性(73)は「岡村さんの言う通り。必ず当選してほしい」と語りました。(しんぶん赤旗 2025年10月15日)