第16回高知赤旗まつり(同実行委員会主催)が9月23日、高知市の中央公園で開かれ、愛媛、香川、徳島各県からもバスを出すなどして多数が参加し、会場いっぱいの参加者で、総選挙で21年ぶりに四国の国会議席を奪還する四国全体の一大決起の場となりました。

 山下芳生副委員長・参院議員が記念講演し、自民党の9人の総裁候補がだれも「くらしと経済をどう立て直すのか」などに何のビジョンも語れない一方で全員そろって宣言したのが憲法改悪であることを告発。「自民党の古い政治の枠の中で、ただ表紙だけ替えても何も変わらない。政治の中身を変えなければならない。自民党政治の中身を変える希望ある政治への展望を示しているのは日本共産党をおいて他にない」と力説。「賃上げと一体に、労働時間の短縮を」と題する政策などを紹介しました。

 「日本の政治をもとから変える立場をしっかり持っている共産党、人間の自由を何より大事にし、それを拡大するために人々と一緒に力を合わせてたたかう党。この党が伸びてこそ日本の政治と社会は変わる。日本共産党の仲間に加わっていただき、歴史的総選挙を一緒にたたかおう」と訴えました。

 仁比聡平参院議員があいさつしました。白川よう子、浜川ゆりこ(高知2区重複)両衆院四国比例予定候補がそれぞれ決意表明。高知憲法アクション呼びかけ人の山﨑秀一氏が「自公に勝利するために最後まで野党共闘を実現するよう頑張る」と連帯あいさつ。広田一参院議員(無所属、徳島・高知選挙区)、社民党県連の久保耕次郎代表、新社会党県本部の浜田太蔵委員長のメッセージが紹介されました。

 中央ステージではさまざまなパフォーマンスがあり、会場には地場産品やバザーの店などがならびました。(しんぶん赤旗 2024年9月24日)