岡山県倉敷市で1月9日、日本共産党の大平よしのぶ前衆院議員・衆院中国比例候補と仁比聡平前参院議員を迎えた演説会が開かれました。大平、仁比の両氏は17日告示の市議選で前回獲得した4議席を確保して菅政権に退場の審判を下し、総選挙で市民と野党の共闘の勝利、中国ブロックで党議席を奪還し、野党連合政権を実現しようと訴えました。

 末田まさひこ、田辺まみ、たぐち明子、三宅せいし各市議の四つの地域で開かれた街頭や屋内の演説会。大平氏は垣内雄一衆院岡山4区予定候補と、仁比氏は、すみより聡美比例予定候補とともに会場を駆け、訴えました。

 末田市議団長の児島地域で大平氏は、2年半前の西日本豪雨災害で市議団が被災者の願いを届ける政府交渉を重ね、民地の土砂撤去などを実現してきたと強調。コロナではPCR検査場を設置させたほか、諸団体と力を合わせ、倉敷民商では持続化給付金の申請を支援し54件、約6000万円を支給させていると紹介した上で、「宝の議席を守り抜こう」と呼びかけました。

 垣内予定候補は「みなさんの声が政治を突き動かす。野党連合政権で希望ある政治を」と訴え。末田市議団長は「声を上げれば要求はつかみ取れる。政治は変えられる」と述べました。(しんぶん赤旗 2021年1月10日)