総がかり行動実行委員会は11月20日夜、東京・有楽町駅前で、選択的夫婦別姓の実現、男女賃金格差の是正などを求めるウィメンズアクションに取り組みました。「税金は軍事費ではなく暮らしに!女たちはすべての軍事行動に反対します」と書かれた横断幕を広げて「高市早苗政権は女性の思いに背を向けている」と呼びかけると多くの人が足を止め話を聞いていました。
主催者の総がかり実行委の菱山南帆子共同代表は、高市早苗首相の「台湾有事」に対する発言について「男女関係なく命に関わることで、許されるものではない。女性たちは連帯しなければならないときだ」とあいさつしました。
新日本婦人の会中央本部の平野恵美子副会長は「高市氏が初の女性首相になったということで持ち上げられているが何も変わっていない」と指摘。米国のニューヨークでは市民の暮らし最優先の市長が誕生しているとして、日本でも実現させようと強調しました。
元豊島区議の山口菊子さんは、高市氏がワーク・ライフ・バランスをなくすと述べたことについて「もともと日本人の労働時間は海外に比べ長い。高市氏の発言は国民に対する人権侵害だ。そんな人に国のかじ取りは任せられない」と批判しました。
日本共産党の仁比聡平参院議員は「女性のアイデンティティーが大切にされる社会を実現させよう」と呼びかけました。立憲民主党、社民党の国会議員もあいさつしました。(しんぶん赤旗 2025年11月22日)
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