日本共産党秋田地区委員会は5月20日、秋田市で仁比聡平参院議員を迎えて演説会を開きました。

 金田勝年法相の地元で演説した仁比議員は、「共謀罪」法案が内心を処罰するものだと追及した国会の論戦を紹介。金田法相が「ビールと弁当を持っていれば花見、地図と双眼鏡なら犯罪の下見だ」と荒唐無稽な答弁しかできなかったと述べ、世論調査で6割以上が今国会での成立の「必要なし」としている同法案を「委員会に差し戻して審議を尽くし、市民の大きな力で包囲して葬り去ろう」と熱く語りました。

 仁比氏は、安倍首相の改憲発言について「憲法の尊重擁護義務違反で絶対に許されない」と批判しました。

 さいとう大悟衆院秋田1区予定候補と藤本ゆり同2区予定候補が決意表明。加賀屋千鶴子県議が「都議選勝利に向けわがこととしてとりくもう」と訴えました。

 60代の女性は「共謀罪がこれほど怖い法律だと思わなかった。今日の話を周囲にも伝えたい」と話しました。(しんぶん赤旗 2017年5月22日)