IMG_6441 仁比議員は、参院憲法審査会で党を代表して発言。明文改憲に直接つながる憲法審査会は動かすべきないと主張。憲法審査会は、低いハードルで改憲案を押し通そうとする改憲手続法によって位置づけられ、改憲原案の審査権限もつ重大な機関。この重い機関を動かすことは、改憲手続きの具体化、改憲原案のすり合わせとなり、国民は憲法改正を求めていないのに、改憲気運を国会が押し付けることになり、明文改憲の条件づくりになると指摘。

 自由討議では吉良よし子議員が発言し「現実と憲法はかけ離れており、憲法の理想に現実を近づけていくことが政治の役目。内外の多大な人々を犠牲にした戦争の惨禍を二度と繰り返してはならないという決意のもと生まれた平和憲法、9条は誇り。解釈改憲は、憲法擁護義務を課せられた内閣が、立憲主義の根本をひっくり返すもので許されない。改憲の有無を超え、法治国家としての根本問題で、この暴走を止めるのが国会の役目」と述べました。

 自民の委員などからは「憲法は制定過程に問題があり、憲法自体が憲法違反」「憲法条項に共産主義が紛れ込んでいる」といった、憲法に嫌悪感を持った発言がだされ、憲法議論が盛り上がらない、この審査会で活発に議論を、と憲法審査会で改憲の機運を盛り上げたいという発言などがされました。

仁比聡平議員、吉良よし子議員の発言の動画は下記から

http://youtu.be/sCiLoVmJ9PY